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プレーオフ制度について考える [プロ野球]

5/21のまゆげのノーさんのブログにもあるようにプロ野球改革の動きが鈍ってきた。
プレーオフもセ・リーグでの導入が怪しくなってきている。主な論点は2点。

  1. 試合数(パは現在136試合、セは146試合)
  2. 優勝決定方法(セは優勝はペナントレースで決めたい)

試合数については、セは現行の146試合維持が絶対条件。パは141試合までは妥協するといっているのだが折り合わないらしい。
セの球団は巨人との試合数が減るのを恐れているのである。
しかしどうだろう。今年のテレビの視聴率をみても既に巨人神話は崩壊しているのだ。選手・ファンの視点で妥協点を探れるのではないだろうか。

次に優勝決定方法だが、確かに長いペナントレースを戦ってきて1位になったのに、プレーオフでひっくり返ってしまうというのはちょっと理不尽な気がする。
しかし、プレーオフを日本シリーズ出場権獲得トーナメントにしてしまうというのはいかがなものだろうか?
これでは日本シリーズが日本一決定戦にはならなくなってしまう。
これなら、現行通り、プレーオフを実施しないほうがマシである。
ただ、逆にパはプレーオフのおかげで消化試合が減り、最後まで盛り上がったという事実もある。
プロ野球発展のためには、やはりプレーオフを導入する必要があるのではないだろうか。

では、海の向こうのメジャーリーグはどうだろう。
メジャーリーグは2リーグをそれぞれ東、西、中の3地区に分けている。それぞれの優勝者とそれぞれの2位の中で一番勝率が良いチーム(ワイルドカード)がプレーオフに進む。これだと、4チームでトーナメントができる。
また、ワイルドカードがあることにより、消化試合が少なくなる

日本でも同じことはできないか?

(1)セ・パをそれぞれ東西2地区に分ける。
セ・パをそれぞれ東西2地区に分けて、3チームずつの地区を作り、優勝を争う。
各地区の優勝チームがプレーオフを戦い、リーグ優勝チームを決め、日本シリーズを行う。
但し、これだと、ある地区のチームが独走すると消化試合が増えてしまうという欠点がある。

(2)3リーグ制に変更する。
東、中、西で4チームずつのリーグを作り、各優勝チームと各リーグの2位の中で最高勝率のチーム(ワイルドカード)の4チームでプレーオフを行う。

どちらも中途半端である。チームが少なすぎるのである。
しかし、リーグ再編を含めた抜本的な改革をしなければいけないのは確かである。
いっそのこと、韓国、台湾の球団を合せたアジアリーグ構想を本格的に検討するべきなのかもしれない・・・


2006-05-23 17:30  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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