女子バレーW杯ワーストタイの7位 [スポーツ]
http://www.so-net.ne.jp/news/cgi-bin/article.cgi?gid=spo&aid=20071116i413
日本、ブラジルに敗れワーストタイ7位…バレーW杯女子
正直、実力通りといった結果でしょう。
良くがんばったと思いますが、柳本監督、セッター竹下の限界を感じてしまいました。
竹下は、速さ、正確さといった意味では確かに世界トップレベルのセッターですが、竹下が前衛にいると、2枚の攻撃もレフトへの平行と、ライトのブロードと単調な攻撃になって一気に攻撃力が弱まってしまいます。しかもブロックは実質2枚のみ・・・。これでは世界に通用しません。
また、竹下では的が小さいため、サーブレシーブがみだれがち。ナイスカットに見えるレシーブでも高すぎて竹下が届かないなんてシーンもありました。日本は175cm以上の大型(世界では大型ではない)セッターを育成しないともう限界なのだと思います。
攻撃は、レフトとセンタープレーヤーのブロードと速さはあっても単調だったと思います。左右だけでなく、時間、前後を有効に使った日本独自の3次元攻撃を模索する必要があるのではないでしょうか。高さとパワーではかなわないので2セッター制を導入して常に3枚以上で攻撃できるようにするのも一つの解決策だと思います。(かなりの練習量が必要だと思いますけど)
そしてサーブレシーブ。サーブで崩されるシーンが多くありました。
こればかりは練習量意外のなにものでもありません。
世界と戦うにはさらに努力が必要ということだと思います。
北京五輪までに、今回のチームとはガラリと変わったチームになることを期待しております。
- 世界で一番早いクイックとレフト攻撃
- 世界で一番バリエーションのある攻撃パターン
- 世界で一番ブロックアウトを取るテクニック(これは高橋ができていますが)
- 世界で一番正確無比なサーブレシーブ
これができてこそ、メダルを狙えるチームになるのではないでしょうか。